じーちゃんは言った。職人としてのこだわりとは？【あきんどマインド⑩】

まいど！！！
メンタルバサラ　たけぽよちゃんでおま！

売れる人と

売れない人の違いは？

「じーちゃんから学んだ
　お客様に愛される３つの秘訣」の

主客一体。

自分の行う商売に

こだわりをもってるのか？

お客様があなたの

専門性をちゃんと

理解をしてくれているか？

お客様が会いたいと思う

人柄が表現できているか？

この部分が大切になるって

お話させてもらったけど。

今日はさらに深くしていくで～。

たしか

高校生になって

２度目の夏休みやったと思う。

夏休みやし

お金が欲しいな～

ってことで

夏休み限定で

じーちゃんの会社で

アルバイトをさせて

もらうことにした。

じーちゃんの陶器会社は

工場も隣接してて

その工場内にデッカい窯があんねん。

そう。

陶器を焼く窯ね。

オレは

そこで社員さんのサポートしながら

出てくる陶器の品に

不備がないかのチェックをして

問題なければ倉庫に運ぶ作業。

ま～これがあっつくて！！！

はんぱねぇ。

ただでさえあっつい夏に

めちゃめちゃ高温の窯。

ひからびそうになりながらの

アルバイトやってん。

そんな環境やったから

事務所内でのお昼休憩は

天国やった。

エアコンがついてて

『涼しい～！

　生き返った～』

って幸せやったわ～。

そのお昼休憩の時に

じーちゃんから学んだんよね。

オレが

お昼休憩をしてた事務所の中に

お客様を応接する場所もあるねん。

じーちゃんがたまたま

オレが休憩してる時に

お客様と商談しとった。

お客さん

『会長。いつもありがとうございます。

　以前お願いしていた○○の商品は

　とても良い出来でお客さんにも

　好評ですわ～。』

じーちゃん

『いえいえ、こちらこそ

　いつもごひいきにありがとうございます。

　喜んで下さる方がおりますと

　一層励みになりますな～～。

　あっへっへっへっへっへ！！！』

お客さん

『あっはっはっは！

　会長の陶器は扱いやすいと

　本当に好評なんです。

　つきましては、新たに

　お願いしたい商品がございまして、、』

じーちゃん

『ほう。なんでしょう？？』

お客さん

『はい。このカタログにもあるような

　カタチで○○を作って頂けないかと

　思いまして～～～。～～～～。』

記憶が断片的やから

この時の会話は全部

聞き取れへんかったけど

何やら新商品の提案やったみたい。

じーちゃん

『そういうことですか。

　それやったらええ人がおりますわ。

　〇〇さんという方が

　おりますので

　その方が

　御社の求めていることを

　形にして下さると思いますわ。

　すぐにご紹介しましょう。』

その後じーちゃんは

お客さんを見送って

帰してもーてた。

オレは疑問に思って

見送りから帰ってきた

じーちゃんに問いかけた。

じーちゃん

『おお。たけぽんさん。

　励んどるか？

　今日もあっついなぁ。』

たけぽん

『じーちゃん。

　今の人、じーちゃんに

　仕事くれるんやろ？

　なんで断って

　他の人に譲ったんや？？』

じーちゃん

『なんや。聞いとったんか。』

たけぽん

『うん。なんでなん？

　仕事もらえるのに

　断ってもーたら

　商売になれへんやん。』

高校生のガキンチョが

経営者の考え方を

知ってるわけもないけど

単純に仕事をもらったら

請け負って儲けに

するもんなんちゃうかな？　

そう思ってたんや。

高校生なりに

アルバイトで

お金をもらうことの

重要さを少しは

知った気でおったから。

じーちゃんの答えは

こうやった。

じーちゃん

『おじいちゃんが

　扱ってるのは陶器なのは

　間違いないんや。

　でもな、

　さっきの話は

　その陶器の中でも

　おじいちゃんが

　あまりやったことのない

　製法でつくるんや。

　お客さんはそれを

　１ヶ月～２ヶ月くらいで

　つくって欲しい言うとった。』

たけぽん

『それなら作ったらええのに。』

じーちゃん

『そうやな。でもな。

　おじいちゃんは

　職人としても

　こだわりをもっとる。

　中途半端なもんを

　お客さんに出されへん。

　時間をもらうんやったら

　ええもんはできるかも知らん。

　でも、あのお客さんは

　２ヶ月以内に欲しかった

　みたいやからな。

　それやったら

　腕利きの職人が他にもおる。

　あのお客さんが作りたい

　商品にもっとも近いことが

　出来る人を紹介したんや。』

たけぽん

『ふーん。こだわりか、、。』

オレは正直

心の中でこだわりとか

いらへんのちゃうのかな。

そう思ってた。

この後に、じーちゃんが

教えてくれたことが

オレの今の商売に

最も影響を与えたかもしれへん。

今日は長くなってもーたね。

続きは次回にするわな＾＾

いつも読んでくれて

ほんまおおきに！！！

ほな！

また～～～～！！

☆☆☆ばさらの問いかけ☆☆☆

あなたの